UpToDateとClinicalKeyの比較によるユーザー選択調査

Michael R. Kronenfeld, MLS, MBA, AHIP, R. Curtis Bay, PhD, William Coombs, MA. Survey of user preferences from a comparative trial of UpToDate and ClinicalKey. J Med Libr Assoc. 2013 April; 101(2): 151–154.

T. スティル健康科学大学(A. T. Still University of Health)が実施したUpToDateとClinicalKeyの比較調査が、最近Journal of the Medical Library Association(JMLA)で発表され、一般公開された。この調査研究には、2つの整骨医学校およびアシスタントドクタープログラムから23名の職員と292名の学生が参加した。

  • 全体的満足度ではUpToDateがClinicalKeyを上回った。特に臨床実習中や臨床講義を担当しているユーザーは、UpToDateを選択する傾向が極めて高かった。
  • 使いやすさ、具体的な質問に対する回答入手の効率性、構成、奥深さの点ではUpToDateが大幅に上回った。
  • 図書館が1つだけ購入できる製品として、UpToDateは圧倒的多数で選択された。
  • ClinicalKeyはフルテキストの品揃えで、講義形式の研修を受けているユーザーに高い評価を受けたが、ポイントオブケアで使うツールとしては限界がある。

著者は、臨床の場面ではUpToDateが推奨されると結論づけた。さらに、「臨床の場面で多用される」だけでなく、回答者の報告によると、学生にとって「UpToDateが利用できないことは、競争上の不利になる」と述べた。

著者は、ClinicalKayが先進的なマーケティングでは「医師が利用するポイントオブケア製品」だと暗示されていると認識しながらも、「調査回答者は、CllinicalKeyの主要ポイントオブケア製品であるFirst ConsultはUpToDateに匹敵するものではないと報告しており、ポイントオブケアでの利用は限られる」と結論づけている。

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