内科研修中の医学知識習得に結びつく要因

McDonald FS, Zeger SL, Kolars JC. Factors associated with medical knowledge acquisition during internal medicine residency. J Gen Intern Med. 2007 Apr 28.

メイヨークリニックで内科研修医を対象に、症例検討会への参加や電子情報源(UpToDate)の使用などの学習習慣が医学知識の習得に及ぼす影響を、IM-ITE試験を基準に検討した。IM-ITEは、内科研修医が3年間の研修期間に得る医学知識を査定する。スコアは研修年数を経るごとに上がり、研修期間中に医学知識を習得していることを反映している。試験の成績は、その後に続く米国内科専門医試験の成績と相関している。著者は、各研修医によるUpToDateの利用度(利用状況ログに基づく)とIM-ITEのスコアに相関性があるとした。UpToDateを1日20分使用すると、それに応じてIM-ITEスコアが研修期間全体を通して上昇した。モデルは完全に調整され、IM-ITEの成績に結びつく既知の共変量だと考えられた。これは、UpToDateの使用が、成績の独立変数であることを示唆している。同程度のプラス効果が、症例検討会への定期的参加でも認められた。また、著者は、臨床情報を得るためにUpToDateを最も多く使用するという18,000名の研修医を対象とした調査についても言及した。これらのデータ(およびUpToDateに関連するこれまでの研究)は、UpToDateが医学教育および医学知識の習得で重要な役割を果たしていることを示している。

  • 症例検討会への参加、および電子情報源の自主的な購読は、1年間の研修に相当する知識習得と独立的に関連し、その関連は統計的および教育的に有意であった。

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